シニア猫のケア方法

猫の平均寿命とシニア猫の増加

猫の平均寿命は15年前後といわれていますが、最近はしっかり栄養管理されたキャットフードを食べて、飼い主からきちんと飼育されている猫が増えてきたからか、20年生きる猫の話もチラホラ聞かれます。

20年とまではいかなくても、実際に猫の平均寿命はどんどん伸びていて、今人間にペットとして飼育されている猫の半数が、7年以上生きている「シニア猫」なのだそうです。
シニアといっても、7歳であれば人間でいうと40代半ばといったところなので、まだまだ元気はあります。
11歳を超えると本格的に老化が始まるため、食事やその他気をつけてあげたい点が出てきます。

長生きしてくれるのは飼い主として嬉しい限りですが、年老いた猫を若い猫と同じように飼育していては、せっかく長生きしていたのにそこで寿命が終わってしまうことも考えられます。
より愛猫に長生きしてもらうには、どんな飼育が適切なのでしょうか。

シニア猫の飼育で気をつけること

シニア猫により長生きしてもらうには、やはり1番は「肥満を予防すること」が重要になります。
犬はエサを与えたら、あるだけ全部食べきってしまう習性がありますが(もちろん犬によって違いがあります)、猫はそこまで食いしん坊ではありません。
しかし近年は肥満過多な猫が増えているのが現状です。

人間と同じで、加齢によって基礎代謝が落ちていきますので、普通の暮らしをしていても太りやすくなります。
また小さいころはあちこち動きまわって運動量が多いのですが、シニアになると運動量が減ってしまうという点や、去勢や避妊手術などの影響で太りやすくなることも、肥満の原因として挙げられます。

またシニア猫は膀胱炎などが起こりやすいといわれていますので、膀胱炎になってしまったことのある愛猫には、膀胱炎予防効果のあるキャットフードやサプリメントを与えるとよいでしょう。
猫が水分をたっぷり取れるよう、こまめに清潔な水を用意してあげることも大切です。

無理なダイエットをさせない

肥満防止というとダイエットが頭に浮かびますよね。
肥満過多なシニア猫は、やはり必要に応じてダイエットしなければなりませんが、猫は絶対に絶食をしてはいけないといわれています。
猫が絶食すると、体が脂肪を蓄積しようと働くようになり、それが肝臓に負担をかけて病気になってしまうことがあるからです。

最近は低カロリーのシニア猫用キャットフードなどが充実していますので、そういったものを活用しながら上手にダイエットのお手伝いをしてあげましょう。
おやつなどの間食を与える習慣があった飼い主さんは、愛猫が肥満傾向にある場合は間食をやめ、低カロリーのキャットフードに切り替えることをおすすめします。