愛犬を蚊から守ることの大切さ

犬は蚊にさされることがあるの?

犬は全身毛に覆われているので、蚊に刺される可能性は少ないと考える人もいるようですが、犬が蚊に刺されてしまうことは大いにありえます。
もちろん毛が多く生えているところではなく、犬が刺されやすいのは鼻やまぶた、足の裏などが多いです。

蚊は犬や人間を含む、動物が発する炭酸ガスや体温を察知して近づき、吸血します。
犬は人間よりも体温が高いことなどから、蚊に刺されやすい要素をたくさん持っているので注意が必要です。
ちなみに、人間は蚊に刺されると激しいかゆみを覚えますが、犬は人間ほどかゆさを感じないため、飼い主は犬が蚊に刺されたことに気づきにくい傾向があります。
そのため、フィラリアに感染してしまっても初期の段階で気づくことができず、手遅れになってしまうことも少なくありません。

犬は蚊に刺されることでフィラリアに感染してしまう恐れがあります。
フィラリアは蚊を介して感染し、血管で寄生虫が繁殖してしまう病気です。
フィラリアに感染した犬の血液を蚊が吸血し、次に元気な犬を吸血してしまうことで感染してしまいます。
フィラリアの治療は投薬や手術などで行なわれることが多いようですが、実際に動脈から寄生虫を駆除するう手術を受ける犬は少ないようです。

犬がフィラリアにかかってしまう理由

日本に生息している蚊にはたくさんの種類があるのですが、その中でもフィラリアを媒介する蚊は10数種類います。
フィラリアは犬が感染するイメージが強いですが、人間もフィラリアを媒介する蚊に刺されると、ごくまれに感染することがあります。
その場合肺に異常を来すケースが多いので、気になる人は肺のレントゲンを撮って調べることになります。

ただ、人間の場合は白血球がフィラリアをやっつけてくれるので、発病することはまずありません。
しかし犬は人間のようなフィラリアをやっつける機能を持っていないので、そのまま発病してしまうのです。

蚊よけアイテムを駆使して愛犬を守る

愛犬を蚊から守るには、蚊よけアイテムや飲み薬などを活用することが有効だといわれています。
蚊を避ける飲み薬は市販品もありますし、動物病院で処方してもらえるものもあるのですが、市販品は口コミに賛否両論あるようですので、しっかり効果を得たい場合は動物病院で処方してもらうほうがよいかもしれません。

最近は家の中で犬を飼う人が増えてきていますが、外で飼っている人は、蚊よけライトを犬小屋に設置し、犬が寝ている間に蚊に刺されにくい環境を作ってあげるという方法もあります。
そのほか、天然成分で作られた虫除けスプレーや、蚊よけリングなどを活用し、愛犬が蚊に刺されて辛い思いをすることがないように気をつけてあげましょう。