お乳を与える親猫

母猫の育児放棄

ボランティアブログ

8月に入り子猫シーズンも終わりかと思うところですが、悲しいことに遺棄が続いています。
あちこちのボランティアブログで「子猫が捨てられていた」「子猫がいるという報告があった」などの話が相次いでおり、本当にいろいろなところで見つかっていることがわかります。
ただ、すべてが人の手による遺棄というわけではなく、時には母猫が育児放棄をしているケースもあるとか。
発見された子猫たちの中にも、やはり「母猫の育児放棄と思われるケース」があるようです。
猫は一度に複数の猫を生みますので、一匹だけ猫がいるという場合だと「育児放棄の可能性」が高いですね。
では、どういった理由で猫は育児放棄をするのでしょうか。

母猫が育児放棄をするケースとは

まず、一番に「子猫が弱くて、このまま育てることが難しい」という場合。
母猫が育児放棄をしたと思われる子猫を調べてみると、先天的な病気が発見されることも多いです。
また、生まれつき体が弱くて育たないというケースも。
野良猫の場合、とても厳しい環境で育児をすることになります。
そうすると、弱い子に手をかけて育てるわけにはいきません。そうやって一匹にかまっているうちに、他の子猫になにかあるかもしれないからです。
母猫は育児中も自分でえさをとりにいかなければなりませんし、子猫を隠すために何度か居場所を変えます。
そのことを考えると、一匹に力をそそぐことはできませんので「ついてこれない子は見捨てるしかない」ということになります。

また、人間の匂いがついてしまうと育児放棄をするケースも。
理由はいろいろあるようですが、人間は猫にとって怖い存在なのでその匂いがついてしまうということは大変なことであるということや、子猫の匂いが変わってしまって母猫が自分の子供だと思えなくなったなど、理由はいろいろです。こういったことがあるから「子猫をあまり触らないように」と言われるのです。
何もしらない人が子猫を触りすぎてしまい、そのために母猫が育児放棄をしたという話はわりと多く聞く話です。

母猫が育児そのものをしない

特に人間が飼っている猫の場合、「自分で子供を育てない」というケースがあります。
こういうことがあるから、家で飼う猫はきちんと避妊をしてあげなければなりません。
母猫が子育てをしなければ、あとは人間が育てるしかありません。でも、人間が育てたところで子猫がうまく育つとは限りません。
不幸な子猫を増やさないためには、ちゃんと避妊をする。それがとても大切なことです。